デンタルオフィス-F_07
デンタルオフィス-F_06
デンタルオフィス-F_05
デンタルオフィス-F_04
建築家から施主にアクリル板を重ねて制作された医院の建築模型が贈られました。大きな通りの十字路に面したこの建築は、自由な曲線に囲まれた壁をもち、交差点を行き交う人々は、移動するにつれて建築がいろいろな形に見えるように工夫されています。模型を真上から眺めてみると、幾重にも重なる多様なかたちが見えてきます。かたちが現われてくる日が楽しみな建築です。
デンタルオフィス-F_03
施工会社の選定が終わり、地鎮祭をおこないました。歯科医師の先生のご家族のみなさん、プロデューサー、設計者、施工者が計画地に集まり、工事の安全を祈願する祭典です。今回は結果的にゼネコン4社の候補を挙げて面談や工事費の見積り調整を重ねました。最終選考で選ばれたゼネコンは新宿区の渡辺富工務店。昭和23年に創業され、現在でも建築大工の技能五輪日本代表を輩出するほどの都認定訓練校をかかえた技術者集団です。祭典では建築家による模型とCGパースのプレゼンテーションもおこなわれました。
神宮前3丁目プロジェクト_05
上棟を迎えて、いよいよ内装と仕上げの工事に入ります。建築家K2YTは、実際のコンクリートの壁に、全く同じ色でさまざまな濃度やツヤ度のサンプルを実験塗装して、検討を重ねています。こうした地道なデザインチェックの繰り返しと、現場の真摯な協力体制があって、完成度の高い建築がつくられていくのであろうと感じました。
これからはサッシの取り付け、床と壁下地の施工、機器の取り付けと慌ただしくさまざまな職種が現場に入ってきます。現場監督のマネジメント力に期待がかかります。
神宮前3丁目プロジェクト_04
神宮前3丁目プロジェクト_03
順調な工事進捗でオーナー住戸内の型枠支保工(コンクリート打設時に型枠を支持する仮設部材)が解体され、各室のボリューム感が概ね感じられるようになりました。多くの建築で、この段階では図面上で想像するよりスペースが小さいと感じられ、内装工事がある程度進むまでその印象が続きます。この建築では茶室的なスケールのコンパクトな和室が個性を放っているスペースのひとつです。建築家はここで、壁面に型枠の一部として木毛セメント板を利用し、その独特のテクスチァをそのまま和を感じさせるエレメントとして活かすデザインをしています。シャープな潔さが光る和室になることを予感させる壁です。
デンタルオフィス-F_02
実施設計がまとまりました。確認申請を提出し、浦安市から建築確認済証の交付を受ける手続きをおこないます。医院の開業プロジェクトであるため、医療機器メーカーの協力も仰いで、設備の詳細な検討を重ねました。オーナーである歯科医師の先生の意向を反映して、子供たちとお母様方が安心して来院できるような計画を重視しました。先生と建築家とが一丸となり、患者さんの立場から快適に治療を受けられる動線や空間構成が練り上げられました。
神宮前3丁目プロジェクト_02
徐々にコンクリートの躯体が地上に姿を現し始めました。地下の居室空間には、ドライエリアの上部から力強い一条の光がそそいでいます。まだ四周に外部足場が設置された状態でこの様子ですから、完成時には辺りがたっぷりとした明るさに満たされることでしょう。昨今では地下を居住用スペースとして利用する価値が一般に認知されていますが、実際に体感してみると、外気が冷たい季節の自然なあたたかさや、暑さが厳しい折の涼感には驚かされるものがあります。防水や除湿・換気に適切に配慮したうえで、ぜひ大地のもたらす快適さを活用したいものです。














